中古ドメインって聞かれたことあるかと思います。
ドメインは、お名前.comなどドメインを取得できるサイトで、好きな文字列を入れて検索して、ドメインを取得しているんで、いつも新規取得では….と思いがちですが、じつは違ったりする場合があります。
中古ドメインとは
中古ドメインとは、以前に誰かがホームページを公開されてるときに使っていたドメインで、ホームページを閉鎖したり、何らかの事情でドメインを使わなくなって、所有者がいなくなって、誰でも取得できる状態になったドメインのことです。
特に問題が無いように思えるのですが、実はちょっと厄介なことがあるんです。
少し前までは人気だった中古ドメイン
少し前には、この中古ドメインは一部の人たちですっごく人気でした。
それは、いわゆるSEO屋さんにです。
なぜかというと、ドメインが前に使用されていた時にはホームページがあって、そのホームページが受けていたSEOの効果(リンクが貼られているとか、Googleから評価されているなどなど…)が、ある程度引き継がれるという状況がありました。
その効果を狙って、中古ドメインを取得する熱い戦いwが繰り広げられていました。
まあ、効果を引き継ぐには、コンテンツが似通っている必要がありますし、所有者がいなくなっている短期間でないとダメですし….といろいろ条件があるんですがね。それはおいといて
なぜ厄介なのか
前のSEO効果を引き継いでくれるなら、悪いことではないんじゃないかと思われると思いますが、中古ドメインが引き継ぐのは良い効果だけじゃなく、悪い効果も引き継いじゃうんです。
悪い効果とは、いわゆるSEOスパム行為です。
スパムとは
不当な方法を用いて検索エンジンの上位に表示させようとする行為。
http://e-words.jp/w/SEOE382B9E38391E383A0.html
このスパム行為は、Googleなどから厳しく禁止されており、発見され次第ペナルティを受けて、大幅に順位を落としたり、最悪のケースは検索しても全く出てこなくなってしまいます。
気づいた方もいると思いますが、ホームページを閉鎖されてドメインが中古となる原因のひとつにこのペナルティがあるんですね。
SEOスパムを行い、Googleからペナルティを受け、ホームページが検索結果に出てこなくなった。
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ホームページを閉鎖してドメインも手放す。
↓↓↓↓↓
中古ドメインとなる。
この場合の中古ドメインは前述の通り、ペナルティを引き継いでます。
中古ドメインとは知らずにドメインを取得して、何にも悪くないのにペナルティを受けた状態で、ホームページ公開です。
当然、ほとんど検索されませんし、アクセスも見込めない状態でしょう。
しばらくすると、そのあたりは解消されるらしいですが、Googleのことですからいまいち信用できませんw
ドメインを取得する時はちょっと調べましょう
なので、ドメインを取得する際は文字列を入れて検索し、取得手続きに進む前に、そのドメインで前にどんなページが上がっていたか確認した方が良いです。
そんな時にお役立ちなのが、以下のツール、Wayback Machine(ウェイバックマシーン)です。
Internet Archive: Wayback Machine
http://archive.org/web/web.php
青枠の部分に、調べたいドメインを入力して、「take me back」ボタンをクリックするだけです。
もちろん無料で使えます!
画像が表示されてなかったりしますが、文字が出てきますので、読めばどんなホームページが運営されていたのかがわかりますよ!
ドメインを取ろうかな??っと思った際は、是非お使いくださいね!