1週間ぐらい前からSEOに関する話題で盛り上がってますね。
被リンクが評価されなくなって、誰が書いたかということが重視されるとようになり、SEO業者全滅と。
なんかちょっとズレてるんじゃないかなと思って、飛び交う情報を色々眺めていたところ、今回の話題の元となったGoogleのマットカッツ氏(Googleのウェブスパムチーム/品質管理チームの責任者)が語った内容を翻訳してくれているページを見つけました。
記事転載はしませんので、是非、元ページで内容をご確認ください。
被リンクは死ぬのか?マット・カッツの話を和訳してみた | notnil creation weblog
読んだ感想は、マットカッツ氏が話した内容と出回っている内容がややそれてきているのかなと感じます。
かいつまんでみますと、
・バックリンクがなくなるにはかなりの時間を要する
・専門家がどのように言っているのか、この特定のページは彼らの情報のニーズに合っているのか、
を理解する必要がある
・我々(Google)がいまトライしている
・時にはバックリンクもその判断基準になります
・少しずつ、バックリンクの重要性は薄まる
・我々(Google)はまだ彼らが実際に何を書いているのかを理解できていません
・Googleはどんどん実際の言語を理解できるようになってきています
・我々(Google)はより自然言語を理解する必要があります
・コンテンツが真にどういう意味なのかをより理解できるようになれば、
必然的に少しずつリンクの重要度は下がっていくでしょう
というところでしょうか。
私が考えるに、バックリンクを過大に評価する方法から、ゆくゆくは著者の評価も含めたコンテンツ内容を把握する評価方法へ変わっていくようになる。
で、評価される記事というのは、
・誰が書いたのか、
・その人物はどういう人なのか、
・記事はどんな意味のことがどのレベルで書かれているか、
・記事にはどのような(質)バックリンクが張られているか、
を総合的判断されていくようになるということだと思います。
まあ、今までもかなり多くの複数要因で評価・判断されているのですが、加えて、書いている人物・記事内容がさらに重要視されるようになり、それによって被リンクを評価するへの比重が薄れるということなんじゃないかと思います。
被リンクについて言うと、どこまで行っても完全に評価されなくなることは無いと思ってます。
ただ、被リンクの質(どこから張られているのか、どのように張られているのか、どんなページやサイトから張られているのか等)がとても重要で、何でもいいから張ってますリンクは何の影響も及ぼさないようになる(なっている)。
また、オーサーランクと言われている人物の評価と、書かれている文字列が表す意味をGoogleがきちんと理解するということについては、現在取り組みはしているがまだまだ時間がかかる状況であると。
なので、「我々は今後数年は、ページやサイトの基本的な評価のために被リンクを使い続けると思います。」と言ってはるんだと思います。
とうことからですね。
被リンク終了とか一気にオーサーランクに変わるとかいうのは、そのブログ記事を読んでもらうための釣りなんじゃないかと。
真面目にそんな内容を書いているんだとしたら、その方は間違って認識してしまっているんでしょうね。
もしくは、スパムがSEOだと思っているか。(あ、これも間違って認識していることですね)
Googleはさらに進化していこうとしています。
マットカッツ氏が言っていた「対話型検索」は早く実現して欲しいです。でも、この対話型検索を実現させるにはGoogleの進化はもちろんですが、クオリティの高い記事やウェブページがたくさんネット内に存在することも不可欠なんじゃないかなと思います。
なので、みんなで良記事をどんどんアップしていきましょう〜!
そして、これがSEOになっていくんですよ!
ということで。
追伸
Googleが自らこういうことに触れるときはその技術が近いうちにリリースされることがあるんですよね。
もしかしたら、「対話型検索」が意外と早くリリースされたりするかも…