昨日の記事、ウェブマスターツールのインデックスステータスに表示された更新情報についてをアップしましたところ、twitterから、このようなつぶやきをもらいました。
クロール数が表示されなかった件は、触れられていないな。。▶ウェブマスターツールのインデックスステータスに表示された更新情報について | STYLE-EASY http://t.co/1SZu1WVho6 @mamaru14さんから
— Ryohei SAKAI (@sakai_ryohei) 2014, 4月 7
「クロール数が表示されなかった件は、触れられていないな。。」
そうなんです。
インデックスステータスの仕様変更は、昨日の記事に書いたように「http://〜」と「https://〜」で分かれて、インデックスステータスが表示されるようになっただけじゃなく、もうひとつ変更されていました。(もしかすると同時期ではなく、もう少し前に変更されていたかもしれません)
クロール数のチェック項目が消えていた
その変更とは、インデックスステータスのグラフで「詳細」を押した際に表示されるグラフの項目から、「クロール数」が消えていたことです。
クロール数とは、Googleのbotがサイト(ブログ)にやってきて、ページをクロールした数を表しています。インデックスされた数ではなく、サイト内でページを発見した数を表します。
ですので、このクロール数は自分のサイト(ブログ)の総ページ数とクロール数が大体一致しているかどうか把握し、サイト(ブログ)がきちんとクロールされているかどうかの状況を把握するのに役立ちます。
もし、サイトの総ページ数と比べて、クロール数が低かったりすると、なんらかの影響でサイトが正しくインデックスされていないということになります。
正しくインデックスされていないこのような状況では、毎日ブログを更新していても、サイトにユーザーが役立つコンテンツを追加していっても、検索結果ページには出てくることはありません。
なぜなら、Googleのデータベースにあなたのサイト(ブログ)の文字情報、画像情報がインデックスされていないからです。
結果、そのページがアクセスされる機会は極端に減ってしまい、ウェブマスターにとっても、ページを訪問するユーザーにとっても良くない状況となってしまいます。
そんなことにならないように、クロール数をチェックし、健全にインデックスされているかみておきたいグラフなんですが、その項目「クロール数」が無くなっているんですよね。
日々、食いつくようにチェックしている項目ではありませんが、定期的にチェックしておきたい項目であるのは間違いありません。
クロース数の項目が無くなったことに関して、昨日の時点で、言及していたり解説していたりするニュースサイトやブログなどはありませんでした。
少し待てば出てくるんじゃないかと思うのですが、わりと重要な項目なので完全に無くなるのか、他の項目でチェックできるようになるのか気になるところです。
昨夜、twitterでやりとりしまして @sakai_ryohei さんが、次回ハングアウトで質問してくれるようなので、その結果をまってみたいと思っています。
まとめ
サイトやブログがきちんとクロールされているかどうかということをチェックするのは、SEOの根幹とも言える部分ですので、クロール数の項目が表示されるように戻ってくれるか、別の項目で把握できるようになるかして欲しいです。
削除されることがありませんように…