ウェブマスターツールのインデックスステータスに表示された更新情報について

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4月上旬にウェブマスターツールのインデックスステータスのグラフ内に「更新情報」の文字が表示されました。

グラフでは、3月9日の位置でその文字が表示されています。
グラフ下に

「更新情報: 14/03/09 より、プロトコルとサイトの特定の組み合わせ(www と https とのさまざまな組み合わせのうち、目立った特徴のあるもの)のデータが、ウェブマスター ツールでの確認後にインデックス ステータスに反映されます。」

と説明が入っているものの、意味が分からずSEO賢者の説明待ちの状態でした(笑)

ついに先日、「海外SEO情報ブログ」で解説されていました。

インデックスステータス機能がより詳細に

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簡単に言いますと、ウェブマスターツールのインデックスステータスを表す機能がより詳細にわけてレポートされるようになったということです。
「http://〜」と「https://〜」で分かれて、インデックスステータスが表示されるようになっているようです。

ほとんどの人がウェブマスターツールにサイトやブログを登録する際は、「http://〜」で登録されていたと思いますが、今までは、「http://〜」も「https://〜」も合算された数値がインデックスステータスの項目でグラフ化され、レポートとして表示されていました。
それが、先日のこの更新で「http://〜」と「https://〜」が分かれて表示されるようになったようです。

この日にグラフの増減があった方は、今まで登録していた「http://〜」(もしくは「https://〜」)のみのデータが表示されることとなり、数値が減っているのではないかと思います。
私の管理するサイトやブログでは、Googleが推奨するサイト(ブログ)全体でのSSL化は行っておりませんでしたので、ほとんどインデックスステータスのグラフに変化はありませんでした。

グラフにほぼ増減の無い方は良いのですが、サイトの一部がSSL化されていてインデックス数が減った方はその減った分をどこで確認すれば良いかのでしょうか。
それは、「https://〜」で新たにウェブマスターツールに登録する必要があります。

個別にウェブマスターツールに登録

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今まで、「http://〜」で登録されていた方は、「https://〜」でウェブマスターツールにサイトを追加することで、「https://〜」のインデックスステータスが表示されるようになります。

ウェブマスターツールにログイン後、右上に表示される「サイトを追加」ボタンをクリックして、書かれている通り、サイトの認証からサイトマップの送信までを行ってください。その際、https://〜の登録を行う場合は、サイトマップでの個別URLの記述も、https://〜tなっていることが必要のようなので
ご注意ください。

初めてGoogleウェブマスターツールにサイトを登録・追加する方は、「サイトマップを Google ウェブマスター ツールに送信する」でサイトマップの送信まで行っておかれることをお薦めします。

SSL条件化以外にも

今回のアップデートでは、http://〜とhttps://〜の違いだけでなく、サブドメイン別で、カテゴリ別でも、インデックスステータスのレポートが見られるようになったようです。

これは、大規模サイトを運営していたり、サブドメイン別で異なったサイトを運営していたり、サブドメインでホームページとブログわけて運営していたりする場合に、それぞれでインデックスの状況を把握できるので、こういったサイトを管理されているウェブマスターさんは嬉しいんじゃないでしょうか!?

まとめ

インデックスステータスは、サイトやブログがどれだけGoogleにインデックスされているかがグラフ化されているので、見てすぐにインデックス登録状況が把握できる非常に便利な機能です。
ほとんどのサイト運営者は、ウェブマスターツールに登録されて、この項目をチェックされていると思います。
私もほとんど毎日見ています。
このインデックスステータスのグラフが急激に減少していたりすると、サイトやブログに何か問題があり、正しくインデックスされていないことを意味しますので、常にチェックしておきたい項目ですよね。

コスト・時間をかけてユーザーに喜ばれるコンテンツを作り、公開しても、きちんとGoogleにインデックスしてもらえなければ意味がありませんので、このインデックスステータスで日々、あなたのサイトやブログの状況を把握しましょう〜!

まだ、ウェブマスターツールを使っていないという人は、すぐにでも使い始めた方が良いですよぉ!

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