昨日、ある社長に誘われて塚田農場という居酒屋さんに行きました。
宮崎地鶏をメインにした居酒屋さんでお料理はなかなかのもので、わりとモリモリ食べちゃいましたw
塚田農場で体験した接客
このお店、料理が美味しいだけではなく、非常に楽しめる仕掛けが数々存在していました。
スタッフの接客
独自の面白いポイントカード
会員昇格制度
昇格時の特典
ガーリックライス
携帯にシール
お土産の味噌
お見送り
すべての部分で楽しめる演出が盛りだくさんです。
料理も美味しいし、演出も楽しめる。
そして、またお店に来るとさらに特典がもらえる。
正直、料理や飲み物の値段は、普通の居酒屋さんよりやや割高だなあと思いましたが、この楽しめる演出があるならまた行ってしまうんだろうなあと思っている自分がいた(笑)
(塚田農場についてはまとめ見て下さい)
ネットショップの楽しみを演出する見せ方
さて、話は変わり、もう少し前に読んだコラム。
わずか2年間で飛躍的にファンを伸ばし売上を激増させたオンラインショップ「北欧暮らしの道具店」
http://ikigoto.com/blog/03/
2年間で数百万円だった売上げが2億円を超えるようになり、Facebookでも5万人のファンがいる超大人気のネットショップについて書かれてあります。
(非常に役立つ情報なので、ネットショップをされてない方も読まれることをお薦めします。)
私がとても印象に残ったのが、
「物を買う場所から楽しみに来る場所へ」
という内容です。
本来、ネットショップはインターネット内で買い物するところです。
人ぞれぞれ判断基準が違うと思いますが、安さ、ポイントなど購入するものを価格やメリット等のモノサシでいろんな角度から計りながら検討し、購入されていると思います。
そのため、売り手側は商品がどのように良いのか、何が優れてるのか、他との違い、商品のディテールを解説したり、写真であらゆる角度で見せたりして、手に取って商品が見れない分、可能な限り詳細な説明を行い、ユーザーに理解してもらう努力をしています。
この記事で紹介されている北欧暮らしの道具店さんではさらにもう一手間(?)かけられています。
それは「楽しさ」という演出。
実際に、ページをご覧になれば、そのことを感じてもらえると思います。
北欧雑貨と北欧食器の通販サイト| 北欧、暮らしの道具店
http://hokuohkurashi.com
「あははは…」と笑うようなものではありませんが、商品紹介ページも、特集ページも、どこかおしゃれな雑誌を見ているかのようで、「自分の生活にもこのようなシーンがあればいいなあ」と思い楽しませてくれる。そこに、購入ボタンが!
これだとついつい買っちゃいますよね。
さらに、どんどんコンテンツが追加されていくので、そこに楽しさを求めて、またホームページを訪問する。また買っちゃうw
こうしてリピーターが増え、ファンが増えていったんだなあと感じました。
まとめ
どちらの例にも共通する点は、本来のサービスを超えた部分に楽しさがあるということ。
片方は実際の店舗、もう片方はインターネット内のショップですが、場所や形式の問題ではなく、そこの人を魅了できる楽しいものがあるかどうかで大きな差を生み出しています。
コンテンツは商品やサービスだけじゃなく、接客する方法も十分にコンテンツとして確立していけるんだなあと感じた次第です。
ここ数日、かなり勉強になりました!
まだ、主任なんで課長を目指してまた行こうっと!