キーワードツールと言えば、キーワードアドバイスツールが有名ですが、他にコンテンツ作成時に欠かせない使えるキーワードツールがあるのをご存知でしょうか?
私が普段使う3つのキーワードツールをご紹介します。
キーワードアドバイスツール
まずは前述していますが、Googleのキーワードアドバイスツールです。
昔は、Yahoo!のキーワードアドバイスツールをよく使っておりましたが、廃止された後は、このキーワードアドバイスツールを適宜使用させて頂いております。
キーワード ツール – Google AdWords
http://adwords.google.com/o/KeywordTool
キーワードの検索ボリュームを調べるために使う
自社のホームページへの集客を考える際に、サービス内容や商品名などにあわせたキーワードをいくつかピックアップし、実際にどんなキーワードが使用されて、どのぐらい検索されているのかを調べるのに役立つと思います。
検索ボリュームの数値が高い方がたくさん検索されていますが、その分競合となるホームページも多く、すぐには集客に結びつきません。また、反対に競合が少ないキーワードだと検索回数が少ないので、上位に表示されていても思ったほどアクセスは伸びません。
検索ボリュームが高く、競合が少ないキーワードをみつけるのが良いのですが…
バランスよく、検索ボリュームが中の上のキーワードをいくつか選んぶのが良いかもしれませんね。
共起語ツール
次に紹介するのは、共起語ツールです。
まず、共起語とは何か。
文章を書いているとき、同時に頻繁に使われる言葉を言います。
共起(きょうき)は、ある単語がある文章中に出たとき、その文章中に別の限られた単語が頻繁に出現すること。
wikipedia「共起」より
普通に文章を書くとき、いろんな言い回しでわかりやすく説明しようとして丁寧に難しい言葉をなるべく使わずに文章を書きますよね。
その時、説明しようとする言葉とそれを表現するために使われ言い回す言葉が共起語になります。
ややこしいですが、同じ意味を表す同意語や類義語とは違うようです。
この共起語はGoogleがページの内容を判断する際、重要視しており、一番訴えたい内容を表すキーワードとともに使用していれば、その関連性を判断してくれ、検索結果ページに出やすくなるというものです。
前置きが長くなりましたが、その共起語を調べてくれるツールです。
共起語検索ツール
http://neoinspire.net/cooccur/
文章を書くときにお役立ちなツール
入力したキーワードをGoogleで検索し、上位50サイトに含まれている共起語を抽出してくれるものです。
どんな言葉が頻繁に一緒に使われているのかがわかりますので、自社のホームページを作るときやブログの記事を書く時なども予めチェックして、やや共起語を意識して使用した説明文章を書いていくのが良いと思います。
Keyword suggestion tool Ubersuggest
これもキーワードアドバイスツールです。
外国語のサイトですが、機能は日本語対応しています。
先日、web担当者Forumでアップされた記事で知りました。
グーグルの予測検索エンジンに基づいており、そのまま使うと意味的に関連性のある検索語を返してくれるので、アウトリーチのためのキーワードをリストアップするのに便利だ。
Keyword suggestion tool – Google suggest scraper
http://ubersuggest.org
関連性のある複合キーワードを作るツール
前に複合キーワード作るエクセルツールを紹介しましたが、こちらは調べたいキーワードと抽出された関連するキーワードを交えて複合キーワードを作ってくれるツールとして使うのが良いと思います。関連したキーワードとの組み合わせなんで、検索されるキーワードの組み合わせ作りには欠かせないですね。
SEOでも、SEMでも使えるツールかと思います。
まとめ
キーワードツールと言ってもそれぞれに特徴があり、すべてが同じではないので、目的によって使い分ける必要があります。
自社サービスを表すキーワードをいくつかピックアップして、そのキーワードもしくは関連するキーワードがどのぐらい検索されているのかをGoogleウェブマスターツールで調査し、ページを作成する際には共起語ツールでメインキーワードとともに使用すべき共起語をチェックして、説明文を記述する。
さらにUbersuggestで複合キーワードでの検索も調査して、必要とあればそのキーワードでYahoo!プロモーション広告やGoogle Adwordsも利用し集客していく。
キーワードの選択は、集客を行う際に根本となる最も大事なことです。
感覚でキーワード決めるのではなく、きちんと調査してキーワードを選択し、ユーザーにも検索エンジンにも好まれるコンテンツを作り、集客していきましょう〜!