先日、Googleウェブマスター向け公式ブログにウェブページをより深く理解するようになりましたという記事があがりました。
Googleがページのデータをウェブブラウザ同様に、Javascript、CSSを読み込みレンダリングして、ページを把握する能力が紹介されました。
そして、この記事から2日後の今日、ウェブマスターツールのFetch as Googleにこの機能が追加されました。
Fetch as Google でページをレンダリングできるようになりました
速いぞ、Google!!
ということで、早速使ってみました!
Fetch as Googleでページをレンダリング表示してみる
まずは自分で使ってみるべし!
そして把握するべし!
このブログで試してみました。
操作順
操作は簡単!
ウェブマスターツールにログイン後、
管理サイト > クロール > Fetch as Google
に移動して、レンダリングして表示を確認してみたい(Googleのページ取得状況を確認してみたい)アドレスを入力して、取得してレンダリングのボタンをクリクするだけでOKです。
1. 調べたいページのアドレスを入力
レンダリングして表示を確認したいページのアドレスをドメイン以下で入力。
トップページを確認してみたいときは、何も入力せず、そのまま取得してレンダリングボタンを押せばOKです。
2. レンダリングしてページを取得
取得してレンダリングのボタンを押すと、少し時間がかかります。
サイトによって時間がバラバラでしたが、10秒ぐらいから30秒ぐらいだったかな。
3. 取得完了!
ステータスが緑丸のチェックマークに変わったら、取得完了。
グレーの枠をどこでもいいので、クリックします。
すると、レンダリング結果が表示されます。
4. ページプレビューと取得できなかったリソースが表示される
ページが表示され、取得できなかったリソースがあれば、プレビューの下段に一覧で表示されます。
ほとんどが、SNSのプラグイン関連、アフィリエイト関連のものだったかと思います。
また、プレビューは四角の枠の中でスライドすることができ、ページの下まで表示が確認できるようになっています。
スマホでもやってみました
スマホでもレンダリングしてみました。
レスポンシブデザインなので、ちゃんといけるのかな….と思っていましたが、きちんとスマホサイズで表示されていました!
レンダリング表示して確認できること
この新機能はGoogleのクローラーがページをどのように取得しているか、把握しているかを確認できるツールなので、まずは実際のページと同じようにきちんと表示されているかどうかをチェックし、きちんとGoogleがページを把握してくれているかを目視で確認しましょう。
そして、下段に表示されるrobots.txtやなんらかの理由でブロックされてしまっているものが何なのかを確認する。これを把握することで、Googleに取得してもらわないといけないものが間違ってブロックされていたり、ブロックするようにrobots.txtなどで設定しているはずのものが取得されてしまっていたりというミスを確認することができます。
ミスを発見したら、すぐに修正して最適化を実行すべし!
チェックすべきところ
・ブラウザで見たときと同じように表示されているか
・取得できなかったリソースの中身は何か
最低限、主要ページではレンダリング表示を行って、間違っている箇所やミスが無いかをチェックしておきたいですよね。
まとめ
どんどん使えるツールになってきているウェブマスタールツール。
ほんと便利で、有り難いことこの上なし。
サイト管理者、ブログオーナーさんには絶対必須ツールです。
ただ、今までウェブマスターツールを使ったことの無い方にとっては「なんかようわからん小難しいツール」になってきているような気もします。
ですが、サイト管理者が知っておくべき情報ばかりが揃っていいるんです。
インデックスされている状況とか、エラーが出ている状況とか、サイト内部のリンクの状況とか、検索されているキーワードが見れたりとか、ハッキングされたりマルウェアに感染していないかとか…
管理しているホームページの状況がかなり詳細にわかるので、めんどくさがらず、わかりにくいのを頑張って検索して調べて、使ってみて下さい。
きっと役に立つと思います。
やりたいけど、わからん!
って方はお仕事としてサポートさせて頂きますので、気軽にお問合せを…
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